錆について

外壁にひびが入ると建物の内部に雨水が浸入し、雨漏りを起こしやすくなります。
侵入した雨水によってコンクリート内部の鉄筋が腐食することで錆が発生します。

ひび割れについて

ひび割れは、0.3mm以下のひびをヘアークラック、建築物の壁や基礎部分に生じるひび割れは構造クラックといい、建物の安全性に影響を及ぼす危険性があるクラックがあります。
ヘアークラックの場合、表面素材が経年による乾燥などによる表面的なひび割れで、外部からの雨水などが内部へ侵入しない程度です。
構造クラックは表面からではなく内部側からの影響でひび割れが発生するため、表面的な修繕だけでは、数年後またひび割れが発生してしまいます。

防水塗料について

代表的な防水塗料は、ウレタン・シリコン・浸透吸水防水・FRP防水の4種類です。
・ウレタン…最も主流な塗料。塗り重ねができ安価。
・FRP防水…耐候性に優れており、短期間の工事が可能。
・シリコン…耐熱性・耐候性に優れており、汚れがつきにくい。
・浸透吸水防水…内部に深く浸透でき、耐久性の高い塗料。

足場について

防水工事や建物診断時には、建物のまわりに足場を組んで行います。
大規模改修工事であれば必須です。
確実な防水工事をするため、現場ごとに最適で安全な足場を組み工事に臨みます。

 

水漏れ・雨漏りについて

すでに水漏れ・雨漏りの被害で悩んでいらっしゃるのでしたら、迷わず防水工事をご依頼ください。

水漏れや雨漏りの原因で最も考えられるのは、屋上・ベランダ部分の雨水が1ヵ所に集中する排水口(排水ドレン)のゴミ詰まりです。
排水ドレン部分にゴミが詰まる事によって、流れが停滞し水かさが上がり、建物内部に雨水が侵入します。

また、屋上パラペット(立上り壁)の笠木部分からの雨水侵入が多く、原因は、パラペット天端の防水不備が大半です。笠木を被せるから天端の防水は適当と考える施工が、原因です。

水漏れ・雨漏りの原因箇所を特定しない限り、症状は悪化します。
弊社なら、徹底した建物診断により原因を特定し、水漏れ・雨漏りを解決します。

爆裂について

爆裂(バクレツ)とは、外壁のひび割れなどによりコンクリート躯体内部に雨水が浸入して、躯体内の鉄筋に錆が生じてしまい、錆の膨張によってコンクリートを破壊し、押し出された状態のことです。
このような爆裂をそのままにしておくと、躯体内部の鉄筋にもさらに大きな被害を与えるだけでなく、給排水管の損傷・電気系統の故障などにもつながりかねません。

外壁に爆裂部を見つけたら、建物診断をお勧めします。

防水について

建物の外部は、厳しい自然環境に日々さらされています。温度変化、太陽光線(紫外線)、台風や爆弾低気圧などによる暴風や豪雨、その他飛来物による損傷などなど。

防水工事とは、建物が雨水にさらされる部分を防水処理する事で、建物内部に水が染み込むのを防ぎます。

屋上・屋根、ベランダ・バルコニー、廊下、階段、外壁の目地、窓まわりのシーリング部分などの外回り全般です。

防水工事の工法もさまざまで、施工場所や劣化状況によりウレタン防水、シート防水、FRP防水、アスファルト防水、シーリング処理を行います。